****** 教会は、ヘブル的ルーツとつぎ合わされることで回復し、完成します。******

εύλογία

εύλογία  祝福

  • エペソ1:3は、1節の中に、一つのことばが三つの品詞によって使われているめずらしい箇所です。名詞としては「祝福」を表わすユーロギアεύλογία、形容詞としては「祝福された、ほむべきかな」と訳されるユーロゲートスεύλογητός、動詞としては「祝福する」のユーロゲオーεύλογέωです。
  • 「祝福する」というのは、神が人に対してなされる行為であり、人が神を祝福する場合には「賛美する」となります。旧約聖書では以下のように対応しています。
品詞意味Greek読みHebrew読み
名詞祝福(blessing)εύλογίαユーロギアבְּרָכָה ベラーハー(berakhah)
形容詞ほむべきεύλογητόςユーロゲートスבָּרוּךְバールーフ
動詞祝福する(bless)εύλογέωユーロゲオーבָּרַךְバーラフ(barakh)
  • 1:3の聖句を順に見ていくと、最初にあるのが形容詞のユーロゲートスεύλογητόςです。新約聖書では8回使われています。新改訳では、「ほむべき(方)」(マルコ14:61)、「ほめたたえよ」(ルカ1:68)、「ほめたたえられる(方)」(ローマ1:25、Ⅱコリント11:31)、「ほめたたえられる(神)」(ローマ9:5)、「ほめたたえられますように」(Ⅱコリント1:3、エペソ1:3、Ⅰペテロ1:3)と訳されています。口語訳では「ほむべきかな」と訳しています。
  • 動詞のユーロゲオーεύλογέωは、「(神を)ほめたたえる」、「祝福する」、「聖別する」という意味ですが、エペソ1:3では、神が私たちをキリストを通して「祝福にあずからせてくださった」としています。俗な言い方をするなら、「幸せにしてくださった」とも言えます。受動態はユーロゲールノスで、「祝福されている」、「恵まれている」と訳されます(マタイ25:34、ルカ1:3)
  • 名詞のユーロギアεύλογίαは、「祝福」だけでなく、「賛美」(黙示録5:12, 13, 7:12)、「聖別」(Ⅰコリント10:16)、「(神からの具体的な)恵み、恩恵、賜物、贈り物」をも意味します(Ⅱコリント9:5, 6)。


a:1799 t:1 y:0

powered by Quick Homepage Maker 5.2
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional