****** 教会は、ヘブル的ルーツとつぎ合わされることで回復し、完成します。******

καιρός

καιρός 「定まった時」

  • 新約聖書の時間の考え方を最も明らかに表わす二つの概念は、通常「カイロス」καιρόςと「アイオーン」αίωvで表現されます。他にも「クロノス」χρόvοςがあります。が、「クロノス」は一般的に言うところの時間を表しますが、「カイロス」は神によって定められたある特別な意味をもった時、好機、機会、あるいは、救済史的な意味をもつ用語として、神の決定的な働きが行われる時点をさします。
    「時καιρόςが満ち、神の国は近くなった。」(マルコ1:15)のイエスの宣教の開始の時、また、試みの時―「悪魔、全ての試みを終えて、次の機会καιρόςまでイエスから離れて行った。」(エマオ訳)、そして「わたしの時καιρόςはまだ来ていません。」(ヨハネ7:6) というように使われています。一貫して直線的に走っている「アイオーン」の線上に、神より定められた「カイロス」が置かれています。
  • カイロスは新約聖書で85回。エペソ書では4回使われています。

    1:10「時がついに満ちて、この時のためのみこころが実行に移され」」
    2:12「そのころのあなたが・・」(エマオ訳では「またその時、あなたがたは・・」)
    5:16「機会を十分に生かして用いなさい。」」
    6:18「どんなときにも御霊によって祈りなさい。」

  • エペソ1:10の新改訳では、「時」という文字が二つ使われているように訳されていますが、
    原文ではτοῦ πληρώματος(名詞、中性、単数、属格) τῶν καιρῶν(名詞、男性、複数、属格)となっており、「時」を表わすカイロスが複数形καιρῶνとなっています。つまり、「もろもろの時の充満」という意味です。新約聖書ではここだけの表現。これまでのいろいろな時がマネージメントされて神の計画が御子において実現に至るということが語られています。

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