προτίθημι
エペソ書の瞑想の目次
エペソ書の重要語彙のリスト
προτίθημι あらかじめお立てになる
- 「プロパティセーミ」προτίθημιは、「前」を意味する接頭辞の「プロ」προと、「置く」を意味する「ティセーミ」τίθημιの合成語です。ローマ3:25では「公にお示しになる」と訳されています。ローマ1:13にも同じく「プロパティセーミ」が使われていますが、そこでは「企てる」という意味で使われていて、「なんどもあなたがたのところへ行こうとした」と訳されています。ちなみに、新共同訳では「なんども企てた」と訳されています。
- エペソ1章では、「世界の置かれる前から」(4節)、「あらかじめ」(5, 9節)、「前から」(12節)とあるので、場所的な「前」というよりも、時間的な「前」を意味していると考えることができます。「まず第一に示す」、「まず真っ先に示す」」とも訳されます。
- 神が私たちに示されたみこころの奥義とは、「神が御子においてあらかじめお立てになったご好意によって・・」、「天にあるものも地にあるものも、いっさいのものが、キリストにあって一つに集められることなのです。」とつながります。