ἀπόστολος
エペソ書の瞑想の目次
エペソ書の重要語彙のリスト
ἀπόστολος 使徒
- 用法として「キリストの使徒」ἀπόστολος Χριστοῦという表現が11回使われています。1Co1:1/2co1:1,11:13/Eph1:1/Col1:1/1Th2:7/1Tim1:1/2Tim1:1/Tit1:1/1Pet1:1/2Pet1:1
- エペソ書ではアポストロスということばは4回(1:1/2:20/3:5/4:11)使われています。「使徒」とは、特別な使命を帯びて派遣された者を言います。新約聖書ではまずイエス・キリストによって直接弟子として任命された12人の者たちが、使徒または弟子と呼ばれました。使徒としての条件はイエスの直弟子であり、さらにイエスの復活を目撃した証人でなければなりませんでした。しかし、使徒パウロはイエスの直弟子でも、イエスの復活を目撃した証人ではありません。ですから、彼は自分でこう言っています。
ガラテヤ1:1
「使徒となったパウロ──私が使徒となったのは、人間から出たことでなく、また人間の手を通したことでもなく、イエス・キリストと、キリストを死者の中からよみがえらせた父なる神によったのです─」
Ⅰコリント15:8~10
「8そして、最後に、月足らずで生まれた者と同様な私にも、現れてくださいました。9 私は使徒の中では最も小さい者であって、使徒と呼ばれる価値のない者です。なぜなら、私は神の教会を迫害したからです。10 ところが、神の恵みによって、私は今の私になりました。そして、私に対するこの神の恵みは、むだにはならず、私はほかのすべての使徒たちよりも多く働きました。しかし、それは私ではなく、私にある神の恵みです。」
- その他、初代教会ではなぜかバルナバも使徒として記録されています(使14:14)。使徒たちは,パウロを除いて,無学な普通の人々でした(使4:13)。しかし、彼らはペンテコステに下った聖霊によって変えられ、大胆に,忠実にその職務を全うしました。
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