ヘブル語の動詞の時制と人称変化の概略
ヘブル語コラムの目次
ヘブル語の動詞の時制と人称変化の概略
●動詞の時制には、完了と未完了の二つがあります。完了変化はもっぱら接尾辞によって、未完了は主として接頭辞によって示されます。人称はすでに接辞によって示されているので、人称代名詞の付加は必要ではありません。
●派生形のモデルを示す場合に、伝統的に「する」という意味の語根פּעלか、あるいは「殺す」を意味する語根קטלを用いるのが慣例となっています。
●パアルפּעל態(3人称単数男性、完了形)は動詞の派生語の中でも最も単純なかたちをしているために、「軽い、単純な」を意味するカル(קַל)形とも呼ばれます。
a:8640 t:1 y:0