ヨハネの福音書の13章~17章の構造
瞑想のための予備知識
2. ヨハネ福音書の13章~17章の構造
1 | 13~14章 | 上の階の大広間での教え |
2 | 15~16章 | ゲッセマネの途上での教え |
3 | 17章 | 大祭司としてのイエスのとりなしの祈り |
- 今回の瞑想の聖書箇所となる、ヨハネ福音書における「最後の晩餐」(13~17章)には、共観福音書にあるような食事(晩餐)そのものについての関心は一切ありません。その席でイエスが弟子の足を洗うという象徴的な「行為」と、そのあとに続くイエスの長い「決別説教」、そして、説教を締めくくる「祈り」が含まれています。しかもこの部分は、ヨハネの福音書だけに見られるきわめて独自な箇所で、ヨハネ福音書を特徴づける言葉と主題を多く含んでいます。
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