リーダーシップと熱意
補足1 「リーダーシップと熱意」
- チャールズ・スウィンドルは『今、求められる教会のリーダーシップ』の中で、リーダーシップを「影響力」と定義しています。その影響力とは、エンスージアム、つまり「熱意」です。感染力の強い「熱意」によって、周りの人は影響を受け、環境さえも変えてしまうのです。「熱意」は電流のように、人から人へ、言葉よりもはるかに早く伝わります。周囲に働きかける。「熱意」こそリーダーシップの秘訣なのです。
1. 熱意とは
- 「熱意(エンスージアム)とは、ギリシヤ語の「エンテオス」から派生したもので、「あなたの中にいる神」あるいは「神の充満」といった意味があるようです。したがって、熱意には、問題を解決する奇蹟的な力があるのです。
- 熱意はみせかけや、まねごとではありません。熱意は精神の姿勢です。すばらしい成功を収めるのは、決して知識の力だけによるのではなく、仕事に打ち込む熱意の力によるのです。それは神から与えられた一つの賜物です。
2. 熱意と興味の関係
- 「熱意」と物事に対する「興味」とは、二人三脚の関係にあります。自分が興味を持てないことに熱意を燃やすのは難しいことです。物事に興味を持つためには知識が必要です。だれでも自分がよく知っていることには興味が持てるし、興味を持っていることは、もっと深く知りたいと思うようになります。知識→興味→知識→興味→知識! と。まるで坂道を転がる石が加速していくように、「熱意」は増していきます。
3. 熱意の力
- 自分の中に「熱意」が生まれるとき、新しい人生が始まります。「熱意」が自分の中に渦巻くとき、新しい自分を発見するはずです。問題がやってきたとき、ひよこのようにおじ惑い、逃げ回るか、鷲のように翼を広げるか、それは「熱意」があるかないかにかかっています。つむじ風に乗るとき、さらに高い人生を生きることが出来るのです。「熱意」はあなたの前に横たわる障害物をはね飛ばすダイナミックな力です。
- この不思議な特性、エンスージアム(熱意)を身につけるなら、生きることが楽しくなります。