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幕屋建造とその目的

出エジプト5. 幕屋建造とその目的 (25章~40章)

はじめに  

  • 32~34章を除き、実に13章をも費やして幕屋建造の指示と、そこに奉仕する祭司についての記述されている。それほどに幕屋は神と民にとって重要であった。25~31章は幕屋に関する神の指示が記され、35~40章は実際に指示どおり造られたという報告の記述である。幕屋が完成したとき、「雲は会見の天幕をおおい、主の栄光が幕屋に満ちた。」(40章34節)とある。

(1) 幕屋の名称

①聖所(出25:8)  ②主の幕屋(レビ17:4)  ③あかしの幕屋(出38:21) ④会見の幕屋(出27:21) ⑤会見の天幕である幕屋(出39:32)  ⑥あかしの天幕(民9:15) ⑦主の聖所(民19:20) ⑧神の宮(士18:31) ⑨主の家(Ⅰサム1:7,9/主の宮とも訳す)

(2) 幕屋建造の目的

彼らがわたしのために聖所を造るなら、わたしは彼らの中に住む。」(出エジプト25章8節)

  • つまり幕屋は、主なる神がイスラエルの民の中に住む(内住)所であり、会見の場であり、神の臨在を示す場所であった。他の箇所も参照。29章45、46節。幕屋の意味するところは、他にも神を礼拝する場所であること。また天にある本物の聖所、すなわち天国の住まいの地上における模型(影)であること(へブル9章23~24節)。また、イエス・キリストご自身の型であること。幕屋内の多くの器具もキリストの型である。「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた(=幕屋を張られた)。」(ヨハネ1章14節)とある。

(3) 幕屋の構造・・・《是非、記憶しよう !》

画像の説明

画像の説明

①〔門〕

東に一箇所あるのみ。礼拝する者はだれでもこの門を通らなければならなかった。神の唯一の門(ヨハネ10章9節)。

②〔大 庭〕

a. 祭 壇
門を入った前庭の中央にはいけにえの動物を焼くための祭壇があった。ここでは、毎日絶やすことなく、朝と夕に若い雄牛のいけにえがささげられた。また礼拝する人々はこの祭壇に置くいけにえを持って来なければならなかった。

b. 洗 盤
幕屋で仕える祭司たちが奉仕する前に身をきよめるために、ここで水を浴び、手を洗った。

③〔聖 所〕

a. 聖所の入り口の幕
祭司たちは毎日聖所の入り口の幕を通って、聖所での務めをした。一般の人が中に入ることはできなかった。⇒へブル10章19節。

b. パンの机
イスラエルの12部族を表わす12のパンが、神の恵みに対する感謝として、また神こそ民のすべての必要を備えてくれるという信仰のあかしとして、絶えず神にささげられた。⇒ヨハネ6章35,48節。

c. 燭 台
純金でできた豪華な燭台。窓のなかった聖所の明かりのすべてをこの燭台にたよっていた。しかもその燃料となるオリーブ油は上質なものが用いられた。⇒ヨハネ1章9節、8章12節。油は聖霊を象徴する。

d. 香 壇
聖所の中は、毎朝、毎晩、かおりの高い香がたかれた。⇒とりなしの祈りヨハネ17章9節、へブル4章14~16節、Ⅰヨハネ2章1節。

e. 垂れ幕
聖所と至聖所とを仕切っている隔ての垂れ幕。そこには神の臨在の象徴であるケルビムが織り出されていた(創世記3章24節)。垂れ幕を通ることなしに至聖所に入ることはできなかった。⇒神と人との隔てが裂かれた。マタイ27章51節、へブル6章19~20節、同10章20節。

④〔至聖所〕

a. 契約の箱
神がまず造るように命じたのはこの箱であった。この箱の中には十戒が刻まれた石の板、マナの入った金のつぼ、芽を出したアロンの杖である。この契約の箱こそ、イスラエルの中心をなすものであった。

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b.贖いのふた
契約の箱のふたの両端には二つの金のケルビムが置かれ、その翼は広げられてふたを覆っていた。年に一度だけ、大祭司のみが至聖所に入り、ふたに血を塗ってイスラエルの民の罪の贖いをなした。ふたの上に主の臨在があり、神はそこから語りかけられた。
⇒血による臨在経験 へブル9章12節、同10章19節参照。



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