恩寵用語Ps147
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詩147篇 「好む」 רָצָה ラーツァー
- 「好まれる」と訳されたラーツァーרָצָה は、44篇でも85篇でも取り上げていますが、なおも148篇でも取り上げたいと思います。148篇では10節と11節に2回、しかも前者は否定形で、後者は肯定形で使われています。
- 10節と11節をいろいろな訳を見てみたいと思います。
(新改訳)
10 神が馬の力を喜ばず、歩兵を好まない。
11 主を恐れる者と御恵みを待ち望む者とを主は好まれる。
(新共同訳)
10 主は馬の勇ましさを喜ばれるのでもなく、人の足の速さを望まれるのでもない。
11 主が望まれるのは主を畏れる人、主の慈しみを待ち望む人。
(口語訳)
10 主は馬の力を喜ばれず、人の足をよみせられない。
11 主はおのれを恐れる者と、そのいつくしみを望む者とをよみせられる。
(岩波訳)
馬の力をかれは悦ばず、人の脚の速さを顧みない。
ヤーウェは顧みる方、かれを畏れる者たちをかれの恵みを待つ者たちを
(典礼訳)
10 神は軍馬の力を望まず、兵士の数を喜ばれない。
11 神が喜びとされるのは、神をおそれ、そのいつくしみを待ち望む人
(フランシスコ会訳)
ヤーウェは軍馬の力を喜ばず、歩兵の足もよみせられない。
ヤーウェがよみせられるのは、ヤーウェを恐れる人、そのいつくしみを待ち望む人。
(関根訳)
10 彼は戦馬の力を喜ばず、人の脚力をよしとされぬ。
11 ヤーウェは彼を畏れる者とその恵みを待ち望む者をよしとされる。
(尾山訳)
10 主が軍馬の力や歩兵を喜ばず、
11 主を恐れる者と主の愛に望みを置く者を喜ばれる。