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瞑想Ps104/B

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瞑想Ps104/B

  • 詩篇104篇のキーワードを「満ち足りている」としたいと思います。前篇の103篇と同様に自分の魂に向って呼びかけている詩篇です。103篇では、主の恵みのゆえに私に良くして下さったことを何一つ忘れてはならないということを喚起し、104篇では、神の豊かさのゆえに、地は良いもので満ち足りていることを喚起しています。特に、神の豊かさは自然界の中に現わされています。まさに、自然界は神の啓示の舞台でもあります。そこにはいのちの循環が見られます。すべてが有機的なつながりをもって存在し、なにひとつ無駄なものはないのです。
  • 「地はあなたのみわざの実によって満ち足りています。」(13節)
    「地はあなたの造られたもので満ちています。」(24節)
    「彼らは(主に造られたもの)良いもので満ち足ります。」(28節)
    ちなみに、13節と28節は「サーヴァ」שָׂבַעが、24節は「マーレー」מָלֵאが使われています。⇒こちらも参照
  • 今や人類は、神の創造された自然を破壊し、自分の首を絞めつつあります。地球温暖化、越境汚染によって、気の遠くなるような時間をかけて造られてきた自然の豊かな生態系が崩されようとしています。人間の作りだすものは、どんなに良いように見えたとしても、やがて必ず歪みが生じてきます。なぜなら、すべてを見通す知恵がないからです。今一度、自然界における神の完璧な生態系の豊かさに、私たちの魂が喚起される必要があると信じます。

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