瞑想Ps139/B
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瞑想Ps139/B
- 詩篇139篇は神と人との人格関係を最も深く表現した詩篇と言われています。その根拠として「神と私」を表わすことばが非常に多いということがあげられますが、それ以外の根拠としては、この詩篇は恩寵用語と言われる動詞のオンパレードだという点です。なんと17個の恩寵動詞が登場します。
(1) 1, 23節 ハーカル חָקַר 探る、調べる、究める (2) 1, 2, 4, 23節 ヤーダ יָדַע 知る (3) 2節 ビーン בִּין 読みとる (4) 3節 ザーラー זָרָה 見守る、見分ける、探り出す (5) 3節 サーハン סָכַן 知っている、通じている (6) 5節 ツゥール צוּר 囲む、取り囲む、包囲する (7) 5節 シート שִׁית (手を)置く (8) 10, 24節 ナーハー נָחָה 導く (9) 10節 アーハズ אָחַז とらえる、つかむ、握る (10) 13節 カーナー קָנָה (内臓を)造る (11) 13節 サーハフ סָכַך 組み立てる (12) 15節 アーサー עָשָׂה 造る (13) 15節 ラーカム רָקַם 仕組まれる、刺繍する、織りなす、綴り合わせる (14) 16, 24節 ラーアー רָאָה 見る (15) 16節 カータヴ כָּתַב 書きしるす (16) 16節 ヤーツァル יָצַר 作る、骨組みを造る、予め定める、計画する (17) 23節 バーハン בָּחַן 調べる
- 恩寵用語に対して、礼拝用語はきわめて少ないのが特徴です。礼拝用語としては、
(1) 感謝します(「ヤーダー」יָדָה)
(2) 知る(「ヤーダ」יָדַע)