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礼拝用語Ps29

詩29篇「(栄光を主に)帰す、ささげる」 יָהַב ヤーハヴ } 

〔カテゴリー賛美〕

1節
「力ある者の子らよ。主に帰せよ。栄光と力とを主に帰せよ。御名の栄光を、主に帰せよ。」

Keyword; 「(栄光を主に) 帰す、ささげる」 give, ascribe 
29:1, 2/60:11/96:7, 8/108:12

  • 「帰せよ」と訳されたヤーハヴ(יָהַב)は「与える、ささげる、帰する、起因する」と言う意味で、ここでは主に栄光を「帰する」こと、つまり、すべてのことが主に起因するということ、すべては主のおかげだとするという意味ですが、用法としては命令形だけでもちいられます。類義語としては、ナータン(נָתַן)がありますが、詩115篇1節にのみ使われています。
  • ヤーハヴ(יָהַב)は、旧約で33回、詩篇では8回使われています。内容的にはきわめて重要な礼拝用語だと考えます。
  • 使徒の働き12章20~23節には次のようなことが記されています。
    「ヘロデはツロとシドンの人々に対して強い敵意を抱いていた。そこで彼らはみなでそろって彼をたずね、王の侍従ブラストに取り入って和解を求めた。その地方は王の国から食糧を得ていたからである。定められた日に、ヘロデは王服を着けて、王座に着き、彼らに向かって演説を始めた。そこで民衆は、『神の声だ。人間の声ではない。』と叫び続けた。するとたちまち、主の使いがヘロデを打った。ヘロデが神に栄光を帰さなかったからである。彼は虫にかまれて息が絶えた。」―この記事は神に栄光を帰さなかったヘロデが御使いによって死んだことが記されています。
  • イエスが弟子たちに教え、かつ自らも祈っていた「主の祈り」の最初の部分は、「御名をあがめさせたまえ」でした。この祈りは、本来、人間にとって最も難しい祈りです。なぜなら、私たち人間は自分に対する人からの称賛を求め、自分に栄光を帰そうとする傾向の強い存在だからです。
  • 日本の挨拶のことばの中に、「お元気ですか。」「はい、おかげさまで。」というのがあります。仏教から来た教えのようですが、残念ながら、今日の若者の間では死語の一つとなっている感があります。しかし、この「おかげさまで」ということばは、自分という存在が、自分だけで存在できるのではなく、様々な人たちの支えによってはじめて存在できるという意味です。必ずしも、直接的に、「あなたのおかげで」を意味しません。
  • 海は森によって生かされています。それゆえ、海で働く漁師たちが山や森に木を植える時代です。今日、地球の温暖化によって自然の大災害―台風、大雨洪水、干ばつ、異常気象―が猛威をふるっています。その要因は、人間が「おかげさま」という有機的なかかわりを無視した結果であるとも言えます。
  • すべてのかかわりの源泉は主ご自身です。それゆえ、栄光は主に「帰す」べきです。

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