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礼拝用語Ps30

詩30篇「あがめる」רוּם ルーム

〔カテゴリー賛美〕

1節「主よ。私はあなたをあがめます。」

Keyword; 「あがめる」 exalt, extol, praise, 21:13/30:1/34:3/40:10/57:5,11/66:17/99:5,9/107:32/10851/118:28/145:1

  • 詩30篇1節は、新改訳、口語訳、新共同訳、関根訳、岩波訳、こぞって「あなたをあがめます」と訳しています。「あがめます」と訳された「ルーム」(רוּם)は、本来、「高く上げる、高くする、ほめたたえる、引き上げる、称賛する、称揚する」といった意味があります。「主をあがめる」理由としては、30:1では「主が私を引き上げて下さった」からであり、99:5, 9では、「主が聖である」ゆえに、145:1では、「主が大いなる方、賛美されるべき方、情け深く、あわれみ深い」ゆえにとあります。このように神の本性と属性のゆえにあがめられています。
  • ちなみに、「あがめる」と訳されているギリシア語は二つあります。ひとつは「ハギアゾー」(αγιάζω) もうひとつは「ドクサゾー」(δοξαζω)です。前者は、「聖なるものとする、区別する」という意味であり、後者は「栄光を主に帰す」という意味です。
  • 「主をあがめます」(I will exalt, I will extol)という告白は、神が世界(宇宙)のすべての中心におられるということを認めることです。北極星(ポラリス)は、星の中で最も肉眼で確認しやすい星です。私たちがどこにいても変わらない位置方向にある星です。それゆえ、船が航行するときも、砂獏を旅するときにも、人々は北極星を「道しるべ」としてきました。このように、私たちの人生における「道しるべ」として、すべての中心に神がおられることを認めていく姿勢こそ、「主をあがめる」という意味です。「主をあがめる」生き方をするならば、私たちが道を失うことは決してありません。
  • この詩30篇にあるように、人生は山もあれば谷もあります。人によってその波長が大きいか、小さいかの違いはあっても、必ず、山と谷があります。ところが、私たちの心は山にいるときは傲慢になり、「私は決してゆるがされない。大丈夫だ」と思ってしまいます。また谷底にいるときは「私は神から見離されてしまったしまった。どうしよう」とおじまどいます。この繰り返しの中で生きているのが私たち信仰者の現実です。山にいる時も、谷底にいる時も、神の恩寵は注がれ続けています。主をあがめるとは、自分の信仰の基準を越えた神の支配を受け入れ、恐れることであると信じます。私たちの弱さのゆえに、揺るぎながらもらせん階段的に成長して、神をより深く知る者とさせられるのだと思います。
  • 「ルーム」(רוּם)の類義語としては、
    ①「ガーダル」(גָּדַל) magnify(大きくする、あがめる)
    34:3/69:30。
    ②「カーヴェード」(כָּבֵד)
    15:4/22:23/50:15, 23/86:9,12/91:15。
    ③「アーラー」(עָלָה)  
    47:10/97:9があります。

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