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礼拝用語Ps44

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詩44篇 「~しない」  לֹא ロー

〔カテゴリー誓約〕

17節「これらのことすべてが私たちを襲いました。しかし私たちはあなたを忘れませんでした。またあなたの契約を無にしませんでした。」

Keyword; 「~しない、 ~せず」 not (動詞ではなく、動詞を否定する副詞)

  • 消極的表現を用いることで、より積極的な意志を表すことは、詩篇の常道です。第1篇の冒頭にも、「幸いなことよ。悪者のはかりごとに<歩まず>、罪人の道に<立たず>、あざける者の座に<着かなかった>、その人。」(詩1篇1節)という消極的表現が登場します。それは次に来る「主の教えを喜びとし、昼も夜もその教えを口ずさむ」という積極的表現を、より強く引き立たせるためです。
  • 詩44篇17~18節にも、「忘れない」「無にしない」「たじろがない」「それない」との消極的表現が見られます。これまで、詩篇の礼拝用語として、むしろ、積極的な表現をピックアップしてきました。詩篇の中では、積極的な礼拝用語に比べるならば、その消極的表現は決して多くはありません。しかしながら、消極的表現を使いながら神との強いかかわりの絆を結ぼうとする意志を感じさせられます。そのことを心に留めたいと思います。
  • 詩篇における礼拝用語の消極的表現を探してみましょう。
    「ゆるぎません」(16:8/57:7/108:1)
    「ゆるがされません」(30:6/62:2,6)
    「たじろぎません」(44:18)
    「恐れません」―わざわいをー(23:4/27:3/46:2/56:4)
    「動じません」(27:3)
    「よろけません」(17:5)
    「忘れません」(44:17/119:61,93,109,141,153,176)
    「無にしません」-契約をー(44:17)
    「裏切りません」-神をー(80:18)
    「捨てません」-主の戒めをー(119:87)
    「離れません」-主の教えからー(119:102,157)
    「それません」―主の道から、みおしえからー(44:18/119:51)
    「恥じることがありません」-主の仰せをー(119:6)
  • もし、上記のような消極的表現を裏に返すならば、「ゆらぐ」「ゆるがされる」「たじろぐ」「恐れる」「動じる」「よろける」「忘れる」「無にする」「裏切る」「捨てる」「離れる」「それる」「恥じる」となり、神との関係はきわめて罪深いものとなります。しかし、多くの詩篇の作者たちは、それらをはっきりと否定することによって、神とのゆるぎない関係を築こうとしたのです。

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