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礼拝用語Ps64

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詩64篇「悟る」שָׂכַל サーハル

〔カテゴリー信頼〕

9 節「こうして、すべての人は恐れ、神の・・なさったことを悟ります。」(新改訳)
9 節「人は皆、恐れて、神の・・御業に目覚めるでしょう。」(新共同訳)
9 節「その時すべての人は恐れ、神の・・なされた事を考えるでしょう。」(口語訳)

Keyword; 「熟考する、思案する」 ponder, meditate, understand, careful 2:10/14:2/32:8/36:3/41:1/53:2/94:8/101:2 / etc.

  • この詩64篇のテーマは、神を恐れず、神に敵対する者がたどる「自滅の原則」です。詩64篇だけでなく、詩7篇14~16節、詩27篇2節、詩63篇9~10節にも同じ原則が述べられています。だれも見破られないように、どんなに周到で陰険な計画がなされていたとしても、高慢な者の悪事はやがていつしかしっぽを掴まれて、その悪が明るみに出されてしまいます。それゆえ、今日においても巷をにぎわす悪事のニュースのネタは事欠かないほどです。
  • 「悟ります」と訳されたサーハルשָׂכַל(sakhal)は、この詩篇のコンテキストでは悪や悪事は必ず自滅するという原則があることを、恐れをもって「悟る」ことを意味します。NIV訳では ponder what he has done.と訳されており、神がなされることをあらゆる角度からじっくりと考えて、悟るようにとの意味です。
  • サーハル(שָׂכַל)は、ひとつの問題(事柄)を「熟考する」こと、「沈思黙考する」こと、「心に留める」こと、「(一考に値することに)気づかされる」ことを意味する動詞です。知性的な面だけでなく、直観的な面も含めての「悟り、思慮深さ」と言えます。それゆえに、このサーハル(שָׂכַל)は詩篇だけでなく、知恵文学の箴言にも多く使われています。
  • 主イエス・キリストは「わたしが彼らにたとえで話すのは、彼らは見てはいるが見ず、聞いてはいるが聞かず、また、悟ることもしないからです。」(マタイの福音書13章14節)と述べて、「四つの地に落ちた種のたとえ話」をされました。そして、種が良い地に蒔かれるとは「みことばを聞いて、それを悟る人のことで、その人はほんとうに実を結び、あるものは三十倍倍、あるものは六十倍、あるものは百倍の実を結びます。」と約束されました。そして「耳のある者は聞きなさい」と呼びかけました。「聞いて、悟る」ということの大切さは、今にはじまったことではなく、昔からある神の呼びかけなのです。
  • 10節に「正しい者は主にあって喜び(שָׂמַח)、主に身を避けます(חָסָה)。心の直ぐな人はみな、誇る(הָלַל)ことができましょう。」とありますが、ここにあるサーマフ(שָׂמַח), ハーサー(חָסָה), ハーラル(הָלַל)の三つの動詞は、9節の「主のなさったことを悟るサーハル(שָׂכַל)」ことと非常に密接な関係があると信じます。すべてが神とのかかわりの親しさ、深さから来るものと言えます。

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