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礼拝用語Ps86

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詩86篇 「まことに」  כִּי キー              

(カテゴリー: その他)

5節「主よ。まことにあなたはいつくしみ深く、・・すべての者に恵み深くあられます。」

Keyword; 「まことに」 surely, without doubt,

  • この詩86篇には四つの「まことに」と訳された接続詞の「キー」(כִּי)があります。口語訳、新共同訳ではすべてカットされていますが、新改訳聖書がこの「キー」 (כִּי)を大切にし、「まことに」と訳しています。この「まことに」という接続詞は以下の節で使われています。
    5節「まことに、あなたはいつくしみ深く・」
    10節「まことに、あなたは大いなる方、・・」
    17節「まことに主よ。あなたは私を助け、私を慰めてくださいます。」
  • 13節では、岩波訳が「まことに、あなたの恵みは私に対して大きく、・・」と訳しています。関根訳では5, 10, 13節を「げに」(surely)と訳しています。文語訳では13, 17節を「そは」(for)と訳しています。
  • 接続詞(כִּי)は、旧約聖書で実に4,483回使われています。大きく二つの意味で使われています。第一は、「まことに」(surely, without doubt―疑問の余地なく、間違いなく)という意味と、第二は「なぜなら」(for)という意味があります。ちなみに、「なぜなら」(for)という意味合いのכִּיは、詩86篇に限って言うならば、1, 2, 3, 4, 7, 13, に使われています。しかし、その場合には新改訳ではほとんどカットされています。
  • ちなみに、詩篇から「まことに」と訳された箇所を取り上げてみると、以下の通りです。
    1:2, 6/5:12/18:31/21:7/22:24, 28/24:2/28:6/30:5/31:10/33:4, 9, 21/35:7/37:28/47:2, 7, 10/50:6/51:3/55:12/56:13/57:1/59:16/61:3, 5/66:10/69:35/76:10/77:11/82:8/84:10, 11/86:5, 10, 17/89:6/90:4, 7, 9/91:11/94:14/96:4,5/97:9/102:14/106:1/107:1, 9, 16/116:8, 16/118:1/119:50/135:3, 4, 5, 14/138:6/141:8/147:1,1/ 参照。
  • 口癖として、「ほんとうに」とか、「つまり」といった言葉を無意識で使う人がおりますが、詩篇の記述された「まことに」は、作者の悟り、あるいは、実際的体験に裏打ちされた表現だと思います。イエス・キリストの「まことに、まことに、あなたがたに告げます」という常套句は、口癖ではなく、「これから私はほんとうのこと、大切なこと、すなわち、真理を告げます。」と言う意味で、聞く者たちに真摯な傾聴を促すことばです。
  • 類義語としては接続詞のアフ(אַךְ)があります。旧約全体で161回。そのうち詩篇では24回使われています。「まことに」(surely, truly)、「ただ」(also, only)、「・・こそ」(alone)、「・・だけは」(while)、「必ず」(yea)といった意味があります。「まことに」-23:6/37:8/39:5, 6, 6,11/49:15/58:11, 11/62:1, 2, 4, 5, 6, 9/68:6, 21/73:1, 13,18/75:8/85:9/139:11/140:13
  • 類義語として副詞のアフ(אַף)があります。「まことに」「まさしく」「・・もまた」「そればかりか」「さらに」と訳されます。「まことに」と訳されているのは-16:6,7,18/18:48/65:13,16/89:6/93:1/96:10/119:3 参照。

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