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詩91篇 「宿る」 לִין リーン     

(カテゴリー:信頼 )

1節「いと高き方の隠れ場に住む者は、全能者の陰に宿る。」

keyword; 「宿る」   spend, remain, rest  25:13/30:5/49:12/55:7/91:1

  • 詩91篇1節は、神を信頼することを格言的に表現しています。前半の「いと高き方の隠れ場に住む」こと、後半の「全能者の陰に宿る」ことと同義です。
  • 前半の「住む」という動詞はヤーシャヴיָשַׁב(yashav)。この動詞は、詩23篇6節の「私は、いつまでも、主の家に住まいましょう」というダビデの誓約のことばの中にある同じ動詞で、主との深い親密さを表わしている言葉です。それに加えて、後者の「宿る」という動詞リーンלִין(liyn)は前者をさらに補強するものとなっています。
  • 「宿る」と訳された動詞「リーン」לִין(lin)は、旧約で69回。そのうち詩篇はわずかに5回しか使われていません。しかし、それは主との深いかかわりを表す重要な動詞です。
  • 「リーン」לִין)は、 (夜を)過ごす、泊まる、宿る、とどまる、憩う、眠りに就く・・といった意味ですが、詩篇91篇では強意形のヒットパエル(いわば強いて自分にさせること)が使われており、そこに作者の明確な意志が込められています。つまり「自らをして全能者の陰に宿らせる」という意味です。その証拠のひとつとして、この詩91篇の作者は2節で自ら「私は主に申し上げよう。『わが避け所、わがとりで、私の信頼する神。』と。」と告白しています。
  • 「自らをして全能者の陰に宿らせる」という意思は、主なる神にも認められていることが14節以降を見ると分かります。〔ちなみに、14~16節は、自らをして全能者の陰に宿らせる者に対する神の祝福の宣言(約束)が記されています。〕 「彼がわたしを愛しているから、わたしは彼を助けだそう。彼がわたしの名を知っているから、わたしは彼を高く上げよう。」(14節)
  • ここには、「宿る」ということが別の表現、つまり「愛する」ということばで表わされています。「愛している」の「愛する」ということばは「ハーシャク」(חָשַׁק)で、詩篇ではここだけに使われているめずらしいことばです。口語訳は「愛して離れない」と訳していますが、原意は「慕う、しがみつく、恋い慕う、切に望む」といった意味です。また「知る」と訳された「ヤーダ」(יָדַע)も、人格的交わりの動詞としての「ハーシャク」(חָשַׁק)と同義と言えます。
  • 詩91篇には「隠れ場」「陰」「羽」「翼の下」「大盾」「とりで」(=小盾)といった「覆い」をイメージする語彙が多くあります。神ご自身の覆いを持つ者がいかに幸いであるかを深く思わせる詩篇です。まさに御子イエスは、常に、御父の覆いの中に宿った方であられたゆえに、だれよりも高く引き上げられた方でした。私たちはこの方につながり、この方のうちにとどまることによって、同じ恵みを受けることができるのです。

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