詩112篇/B
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瞑想Ps112/B
◆詩112篇で特徴的なことばがあります。それは「彼の義は永遠に堅く立つ」ということばです(3節後半、9節後半の二箇所)。詩111篇では「主の義」であつたのに対して、詩112篇の「彼の義」とは、主を恐れる者として主との親しいかかわりを持つことを意味します。
◆「義」とは、正しい行いではなく、神との正しいかかわりです。神との正しいかかわりとは、神を信頼することにつきます。その点においては、御子イエス・キリストが私たちの模範です。私たちの義は、御父に堅く信頼していた御子を信頼することです。神を恐れる者とは、主のために何かをする者ではなく、主にとどまり、主と親しいかかわりをもつことです。その「義は永遠に堅く立つ」のです。