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Ps126その他


砂漠の真ん中に、「養魚場」が


  • 今日、ネゲブの地方は決して不毛の地ではないことがわかってきました。イスラエルのネゲブ砂漠のど真ん中に養魚場があります。この養魚場のあるイスラエル南部地方は、一年中、青空で、年間降雨量は70から90ミリ。水がなければ人間も生きていけない所です。こんな砂漠の真ん中に、養魚場があるのです。聖書に「砂漠は喜びて花咲き、サフランのように、さかんに花咲き、かつ喜び歌う…。それは荒野に水が湧き出で、砂漠に川が流れるからである」とありますが、まさに、砂漠に水が湧き魚を育てているのです。
  • 「ここで使われている水は全て、このネゲブの地下700メートルから汲み上げられています」とのこと。最近の調査で、ネゲブ砂漠の地下には莫大な埋蔵水があることがわかっています。それは、イスラエル国民の年間総消費水量の200年分に相当する量だそうです。しかも、この水は今から約2万年前の氷河期の水。ですから、世界中を悩ましている水質汚染とは全く無縁のクリーンな水なのです。塩分は含んでいますが、脱塩して飲料水にも使っています。
  • 養魚場で利用した水は、もう一度ろ過して再度、養魚場で使い、最後は隣接する広大なオリーブ畑に潅漑します。その畑では、燦々と照りつける砂漠の太陽を受けたオリーブの木が、豊かに実を結びます。その実から穫れる高品質の油は、世界一に選ばれているそうです。
  • 「砂漠は人を寄せつけず、多くの困難があります。しかし、信仰があるならば、必ず乗り越えることができる。私たちは養魚だけでなく、この砂漠であらゆる可能性を試しています。失敗もあり成功もあります。でも、ここで研究した技術と情報は、イスラエルだけでなくて、貧困にあえぐ世界の国々の助けになるように、絶えず発信しています。」 これはネゲブ開発に取り組む人々の言葉です。

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