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瞑想Ps35/B

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瞑想Ps35/B

  • 詩篇35篇にある「主の使い」ということばを味わいます。「主の使い」は天使のことですが、新改訳聖書では「主の使い」と訳されているのは詩篇の中では3回のみです。そのうちの二つが35篇に、もう一つは、前篇の34篇7節に出てくるだけです。
  • 詩篇34篇では、「主の使いは主を恐れる者の回りに陣を張り、彼らを助け出される。」(7 節)とあります。詩篇35篇では5節と6節で、ダビデは自分と戦う者に対して、主の使いが彼らを押しのけ、追わせてくださいと祈っています。つまり、「主の使い」の存在と働きを信じています。主を信じる者に「主の使い」が働かれることを私たちが知ることはとても重要なことです。
  • 詩篇91篇11節でも、いと高き方の隠れ場に住む者であるなら、 「まことに、主はあなたのために、御使いに命じてすべての道であなたを守るようにされる。」と約束しています。詩篇35 篇のダビデも主の使いに助けられたと信じます。
  • 主イエスがゲッセマネの園で、「父よ、みこころならば、この杯をわたしからのけてください。しかし、わたしの願いではなく、みこころのとおりにしてください。」と祈られたとき、「御使いが天からイエスに現われて、イエスを力づけた」と書かれています。
  • 使徒の働きを読むならば、ペテロとヨハネが捕えられて牢に入れられたときにも、「夜、主の使いが牢の戸を開き、彼らを連れ出し」たことが記されています。(5章19節) これと同じ不思議な出来事が12章7節にも出てきます。 「主の使い」が、危機的状況から私たちを守るために遣わされていることを知ることは私たちを力づけます。
  • また、 同じく使徒の働き8章26節では「主の使いがピリポに向かって、『カザに下る道に出なさい』」と言って、エチオピアの宦官を信仰に導くように語りましたし、12章23節には、主の使いが神に栄光を帰さなかったヘロデ王を打ったことも記されています。このように「主の使い」は、ときには主にある者たちを導き、あるときは、さばきの担い手としても働いているようです。

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