恩寵用語Ps135
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詩135篇 「麗しい」 נָעִים ナーイーム
135:3 「ハレルヤ。主はまことにいつくしみ深い。主の御名にほめ歌を歌え。その御名はいかにも麗しい(נָעִים)」。
- 喜びを表わす形容詞のひとつ、ナーイーム(נָעִים)は旧約で11回。詩編では以下のように5回使われています。「楽しい、嬉しい、心地よい、麗しい、喜ばしい」といった意味です。
(1)16:6 「測り綱は、私の好む(נָעִים)ところに落ちた。」
(2)16:11 「あなたの御前には喜びが満ち、あなたの右には、楽しみ(נָעִים)がとこしえにあります。」
(3)133:1 「見よ。兄弟たちがひとつになって共に住むことは、なんというしあわせ、なんという楽しさ(נָעִים)であろう。」
- 1節のヘブル語は「ヒネー・マ・トーヴ・ウー・マー・ナーイーム」(見よ、なんと、良い、そして、何と、楽しい)となっています。
(4)135:3 「ハレルヤ。主はまことにいつくしみ深い。主の御名にほめ歌を歌え。その御名はいかにも麗しい(נָעִים)」。
(5)147:1「ハレルヤ。まことに、われらの神にほめ歌を歌うのは良い。まことに楽しく(נָעִים)、賛美は麗しい。」
- ここでの「麗しい」は、ナーヴェ(נָאוֶה)という形容詞が使われています。ナーヴェは「ふさわしい」(fitting)という意味です。他にも詩篇33:1「賛美は心の直ぐな人たちにふさわしい。」に使われています。)