****** キリスト教会は、ヘブル的ルーツとつぎ合わされることで回復し、完成します。******

詩篇の瞑想 C

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詩篇は、「神と私たちの生きた関係を築く上での最高のテキストです。

詩篇の瞑想 C  


  • 「詩篇の瞑想 C」では、「詩篇の瞑想 A」「詩篇の瞑想 B」のように順に瞑想して行くのでなく、テーマ別(類型的)に、ランダムに瞑想して行きます。原文のヘブル語聖書を通して、以前とは異なる新たな視点からの瞑想を心懸けたいと思います。

「詩篇の瞑想 C」の瞑想プラン



1. はじめに・・旧約聖書における「詩篇」の位置づけ

2. 詩篇の序文としての詩篇1篇と2篇

(1) 詩篇1篇のキーワード (2) 詩篇2篇のキーワード

3. メシア詩篇(16の詩篇)

詩篇2篇詩篇8篇詩篇16篇詩篇22篇詩篇24篇詩篇40篇詩篇41篇詩篇45篇詩篇68篇詩篇69篇詩篇72篇詩篇89篇詩篇91篇詩篇102篇詩篇110篇詩篇118篇

4. 神を信頼する詩篇

詩篇18篇、詩篇46篇。

5. 知恵の詩篇

詩篇37篇(アルファベット詩篇)

6. 油注がれた王(メシア)を賛美する詩篇

詩篇2篇詩篇18篇、詩篇20篇、詩篇21篇、詩篇45篇詩篇72篇詩篇89篇、詩篇101篇、詩篇110篇、詩篇132篇、詩篇144篇。

7. 都上りの歌

8. みことば(トーラー)をたたえる詩篇

9. シオン賛歌

詩篇46篇、詩篇48篇、詩篇76篇、詩篇84篇、詩篇87篇、詩篇122篇。


  • サムエル・ミニストリーでの「聖書を横に読む」は、旧約聖書を2011年から5年の歳月をかけて瞑想しました。2016年7月12日からは、再度、初心に返って「詩篇の瞑想」を試みます。この試みは自分の「理解の型紙」を打ち破って行くためのものです。聖書の神は、私たちの理解をはるかに超えた方です。神のみことばは私たちが想像するレベルをはるかに越えた奥深い世界です。物事を秘密にするのは神の誉れです。それゆえ、それを捜し出して発見する者が必要なのです。エレミヤ書29章13節に「もし、あなたがたが心を尽くしてわたしを捜し求めるなら、わたしを見つけるだろう。」とあります。
  • イェシュアの語られた「畑に隠された宝」「良い真珠を捜している商人」のたとえがあります。いずれも、「自分の全財産を売り払ってでも得る価値があることを知っている者がいる」という話です。天の御国は「畑に隠された宝」(イスラエルの残りの者たち」、「良い真珠」(教会)を熱心に捜している者がいる世界です。cその者とはイェシュアのことです。神のみことばとその知恵は常に隠されています。それゆえ、その方を見出すことはどれほど栄光に満ちたことでしょうか。
  • 箴言25章2節に「事を隠すのは神の誉れ。事を探るのは王の誉れ。」(新改訳改訂3版)とあります。「探る」と訳されたヘブル語は「ハーカル」(חָקַר)で、徹底的に調べて隠された事柄を見つけるという意味です。これが神の代理者である王の務めであるとすれば、同じく「王であり祭司」として召された私たちもこの使命を理解する必要があります。その使命とは、神の豊かな知恵を、「この世ばかりでなく、天にある支配と権威」に対して、教会を通して示すということです。つまり、神が隠されている秘密を見つけるという使命が教会に与えられているのです。このことにもっと多くの時間と力を注ぐ必要があると信じます。なぜなら、それが私たちの誉れともなるからです。
  • 詩篇18篇11節に「主はやみを隠れ家」とされる方だとあります。また、イザヤ書45章15節にも「イスラエルの神、救い主よ。まことに、あなたはご自身を隠す神。」(新改訳改訂第3版)とあります。神に最も近づく場所である幕屋の至聖所には、明かりが及びません。しかしそこで主と親しく交わり、主の麗しさを仰ぎ見ることこそが、詩篇の瞑想の旅が目指している目標なのです。
  • 「詩篇の瞑想 C」(2016)は、隠された宝を発見する新たな旅ですから、「詩篇の瞑想 A」(2005)や「詩篇の瞑想 B」(2006)とは解釈がおのずと異なっています。その異なっているところが、「理解の型紙」が破られた重要な部分です。そのためには、新たな解釈の必然的根拠が示されなければなりません。それを「詩篇の瞑想 C」の中で綴っていきたいと思います。


2016.7.11


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