ヨハネの黙示録を味わう
「ヨハネの黙示録」を味わう
ヨハネの黙示録の注解的瞑想の試み
最も難解な書と言われる「ヨハネの黙示録'」を、これからゆっくりと時間をかけて味わっていきます。教会では週一度(木曜日)に「突っ込み聖研」をやっています。これまで、「ルカの福音書」「使徒の働き」を取り上げてやってきました。そして2013.11.14から「ヨハネの黙示録」を取り上げての「突っ込み聖研」がはじまります。
時が来たならば、「ヨハネの黙示録」をじっくりと取り組むために、それに関する書籍を長い期間をかけて収集してきました。しかし、これまで一度もこの「ヨハネの黙示録」から講解説教をしたことがありません。これまで、主題的テーマを扱った「ヨハネの黙示録の賛美礼拝」についてまとめたものがありますが、全体として取り組むのは、今回が初めてです。
「聖書を横に読む」シリーズで、今年は、ダニエル書、エゼキエル書、ゼカリヤ書を1章ずつ味わって来ましたので、ヨハネの黙示録の理解はそれほど難しくないかもしれません。なぜなら、そこには共通した(似たような)黙示的シンボルがあるからです。また、終末についての全体的な神のマスタープランを理解しているなら、決して難しいものではないと思うようになりました。
今回、この「ヨハネの黙示録」を味わうために、「黙示録」に関しては、日本で最も詳しいと言われている小畑進牧師の「ヨハネの黙示録講録」の第一巻を買い求めました。送られてきた本の目次を見た途端、私は度胆を抜かれました。その内容がなんと1節ずつの説教(「一節説教」)になっていたからでした。小畑進師の「ヨハネの黙示録講録」は全四巻からなっていますが、第一巻(1~5章)だけでも、なんと93回分の説教になっているのです。第一巻の頁数だけでも500頁に及んでいます。しかし今、私もこの先生に励まされて、「ヨハネの黙示録」を、原文から1節ごとに、じっくりと味わってみたいという気にさせられました。
1節ずつ、毎日、根気強く取り組んだとしても、おそらく1年は優にかかってしまう計算です。とても1日に1節というのは厳しいものがありますから、その3倍から4倍、あるいはそれ以上の時間がかかってしまうかもしれません。しかし、「ヨハネの黙示録」は教会として、一人のクリスチャンとして、どうしても取り組まなければならない新約聖書の唯一の預言書です。御霊の助けをいただきながらスタートしたいと思います。
このために、1節ずつのインターリニアも作成したいと思います。これは、原語情報をもとにして聖書を読むために自分に課した訓練です。インターリニアは、読み、文法情報、基本となる語彙(辞書を引く場合の基本形)、意味を付すために、作成に結構、時間がかかります。しかし収穫は大きいと信じます。
●新約聖書を原文のギリシア語で読みたいと思われる方、
まずはギリシア語のアルファベットの歌を楽譜を見て覚えましょう。歌詞はこちら⇒
ーヘブル語によるヨハネの黙示録1章1節ー
2013.11.8~2014.9.25
黙示録1章のレジュメ(1~28頁)PDF
黙示録2~3章のレジュメ(28~46頁)PDF
黙示録4~5章のレジュメ(47~53頁)PDF
黙示録06章~08章までのレジュメ(54~66頁)PDF
黙示録09章~14章までのレジュメ(67~81頁)PDF
※12章の「一人の女」について
※14章1~5節の「十四万四千の人たち」とは
黙示録15章~18章までのレジュメ(82~93頁)PDF
黙示録19章~20章までのレジュメ(94~106頁)PDF
黙示録21章~22章までのレジュメ(107~133頁)PDF
●Topics
(1) 黙示録における「見た」「見る」「見よ」
(2)旧約の12部族の配置と黙示録21章における12部族の配置の違い
2013.11.8
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