エゼキエル書
聖書を横に読むの目次
13. 「エゼキエル書」の瞑想
詩篇137篇1~4節
【新改訳改訂第3版】
1 バビロンの川のほとり、そこで、私たちはすわり、シオンを思い出して泣いた。
2 その柳の木々に私たちは立琴を掛けた。3 それは、私たちを捕らえ移した者たちが、そこで、私たちに歌を求め、私たちを苦しめる者たちが、興を求めて、「シオンの歌を一つ歌え」と言ったからだ。4 私たちがどうして、異国の地にあって【主】の歌を歌えようか。
ベレーシート
エレミヤ書がエルサレムの滅亡前に語られた40年間の神のことばの記録だとすれば、エゼキエル書はユダの民のバビロン捕囚の最中で語られた神のことばの記録です。エゼキエルは捕囚となった民の中から預言者として召され、神のみこころを伝えた人です
エゼキエル書は多くの幻による表現、および象徴的用語のゆえに困惑させられますが、年代順に整理されて書かれているゆえに、その点はエレミヤ書とは異なりわかりやすいかもしれません。
預言書は歴史を舞台に語られていますから、預言者の生きた時代を知る必要があります。歴史は神の作業場なのです。したがってイスラエルの歴史を謙虚に、かつ根気強く学ぶことが大切です。そうした努力をすることなく聖書を通読することは、拷問に近いものがあります。
2013.4.24~2013.7.27
No. | 聖書箇所 | タイトル | 瞑想日 |
「エゼキエル」は「イェヘズケール」(יְחֶזְקֵאל) | 2013 | ||
01 | 01章1~3節 | 表題 エゼキエルのプロフィール | 4.24 |
02 | 01章4~28節 | 圧倒的な主の栄光の輝きのヴィジョン | 4.26 |
03 | 02章1~3章3節 | エゼキエルの召命 (1) | 4.27 |
04 | 03章1~27節 | エゼキエルの召命 (2)「見張り人の務め」 | 4.30 |
4章~24章 | エルサレム滅亡の預言 | ||
05 | 04章1~17節 | エゼキエルの預言的な象徴行為★ | 5.01 |
06 | 05章1~17節 | 主は熱心に語ってこられた★ | 5.07 |
07 | 06章~7章27節 | あなたの終局がやって来ている | 5.08 |
08 | 08章1~18節 | 主の怒りを駆り立てたタンムズへの礼拝 | 5.10 |
09 | 09章1~11節 | 主のさばきは主の聖所から | 5.11 |
10 | 10章1~11節 | 炭火を町にまき散らせ | 5.14 |
11 | 11章1~25節 | 神の栄光がエルサレムから離れた ★ | 5.15 |
12 | 12章1~28節 | 主の語ったさばきの預言は必ず成就する★ | 5.17 |
13 | 13章1~28節 | 偽預言者たちが犯した過ち | 5.18 |
14 | 14章1~23節 | 主はこう仰せられる。悔い改めよ。 | 5.22 |
15 | 15章1~8節 | 実を結ばなかったぶどうの木へのさばき | 5.24 |
16 | 16章1~63節 | エルサレムに対する糾弾ととこしえの契約★ | 5.28 |
17 | 17章1~24節 | 主の杉の木の預言的たとえ★ | 5.29 |
18 | 18章1~32節 | 「悔い改めて、生きよ」 | 5.31 |
19 | 19章1~14節 | イスラエルの指導者たちへの哀歌 | 6.01 |
20 | 20章1~44節 | わたしの名のために★ | 6.04 |
21 | 20章45節~21章 | 腰が砕けるほどの知らせ(エルサレム滅亡) | 6.05 |
22 | 22章1~31節 | 破れ口を修復する者を捜し出された主 | 6.07 |
23 | 23章1~49節 | オホラとオホリバ | 6.08 |
24 | 24章1~27節 | エルサレムの恐るべき終局 | 6.11 |
25章~32章 | イスラエルの諸敵国に対する預言 | ||
25 | 25章1~17節 | エルサレム陥落に対する諸国の態度 | 6.12 |
26 | 26章1~21節 | ツロに対するさばきの預言 | 6.14 |
27 | 27章1~36節 | 豪華船にたとえられたツロ号の沈没 | 6.18 |
28 | 28章1~26節 | ツロの王に対する哀歌 | 6.19 |
29 | 29章~30章 | エジプトに対するさばきの預言(1) | 6.21 |
30 | 31章~32章 | エジプトに対するさばきの預言 (2) | 6.22 |
33章~39章 | イスラエルの回復の預言 | ||
31 | 33章1~33節 | 悔い改めて、生きよ (2) | 6.25 |
32 | 34章1~35節 | イスラエルを回復する真の牧者の約束★★ | 6.26 |
33 | 35章1~15節 | エドムに対する神のさばきの預言 | 6.28 |
34 | 36章1~38節 | イスラエル全家の回復は主の聖なる名のため★ | 6.29 |
35 | 37章1~28節 | 枯れた骨が生き返る ★★★ | 7.03 |
36 | 38章1~23節 | 千年王国の終わりにあるゴグの来襲 | 7.05 |
37 | 39章1~29節 | ゴグに対するさばきと神の主権の現われ★ | 7.06 |
40章~48章 | 新しいエルサレム神殿のヴィジョン | ||
38 | 40章1~49節 | 新しいエルサレム神殿 (1) 門と外庭と内庭 | 7.09 |
39 | 41章1~26節 | 新しいエルサレム神殿 (2) 本堂 | 7.10 |
40 | 42章1~20節 | 新しいエルサレム神殿 (3) 祭司たちの部屋 | 7.12 |
41 | 43章1~27節 | 新しいエルサレム神殿 (4) 主の栄光が戻る時 | 7.13 |
42 | 44章1~31節 | 新しいエルサレム神殿(5) 主の宮のすべての定め | 7.17 |
43 | 45章~46章 | 新しいエルサレム神殿(6) いけにえ、例祭の回復 | 7.24 |
44 | 47章1~12節 | 新しいエルサレム神殿(7) 聖所から流れ出る川 | 7.26 |
45 | 47章13~48章 | 千年王国における12部族の土地の相続配分 | 7.27 |
★印は「メシア預言」
★印は北イスラエルを含む全イスラエルの回復の預言・・特に、37章は全イスラエルの聖地への復帰が語られています。
★印は預言者の象徴的行動
トピック
1 | エゼキエル書のテーマ |
2 | エゼキエル書の構成(四つの区分) |
3 | エゼキエル書におけるイスラエルの回復の預言 |
4 | エゼキエル書における「千年王国」の預言 |
2013.4.23
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