****** 教会は、ヘブル的ルーツとつぎ合わされることで回復し、完成します。******

最後の晩餐をした場所

瞑想のための予備知識

1. 上の広間(二階座敷) アパルーム(upper room) 

  • 最後の晩餐が行われた場所について、聖書はいろいろな表現をしています。
    (1)「席が整っている二階の大広間」(ルカ22:12)
    (2)「席が整って用意ができた二階の広間」(マルコ14:15)
    ルカ22:12での「(大)広間」は「アナガイオン メガάνάγαιον μεγαというギリシャが使われており、新改訳、口語訳、新共同訳ではいずれも「二階の広間」と訳しています。文語訳では「二階座敷」、フランシスコ会訳では「二階の大広間」、エマオ訳では「大きな二階座敷」と訳されています。
  • T・アーネット・ウィルソンは「キリストの最後の教え」(牧草社、1999)の中で、興味深いことを記しています。

    画像の説明

    • 中東の中流階級の家は、普通三階建になっていました。一階はカタリュマと呼ばれ、下を示す「カタ」と、ゆるめることを示す「リュオー」から成り立っています。これは旅人と動物が、荷や帯や履物をゆるめる場所でした。これは、ルカの福音書2章7節の宿屋に使われていることばです。キリストが生まれた時、その宿屋(カタリュマ)には彼のための部屋がありませんでした。上の部屋は、応接の部屋で、パイドケイオンと呼ばれ、すべてを示す「パン」と、受け入れることを示す「デコマイ」から成り立つています。これはルカの福音書10章34節で、良いサマリヤ人が傷ついた旅人を宿屋(パンドケイオン)、すなわち、すべてが受け入れられる所に連れて行った箇所で使われています。そして、アナガイオンと呼ばれるさらに上の部屋がありました。これは、上を示す「アナ」と地面を示す「ゲー」から成り立っています。これは、家の中で最も私的な最もよい部屋でした。
    • これはルカが最後の過越と主の晩餐の制定を記した箇所(ルカ22:7~13)で、美しく描写されています。主は客間(カタリュマ)をお求めになりましたが、その家の主人は主に二階の(上の)席が整えられた大広間(アナガイオン・メガ)を用意したのです。・・これは「大きい」部屋でした。神のすべてのみことばのための部屋でした。神の御霊のための部屋でした。・・神の民のすべての部屋でした。
    • 一階は仕事と休息のため、二階は受け入れと交わりのため、そしてその上の部屋は、啓示と礼拝のためのものでした。・・・(そこは) 「用意のできた」部屋、「席が整った」部屋です。しかし、ここには、弟子たちを迎え、彼らの足を洗う仕事をする家のしもべがいませんでした。


a:4652 t:1 y:1

powered by Quick Homepage Maker 5.2
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional