****** 教会は、ヘブル的ルーツとつぎ合わされることで回復し、完成します。******

石山の樹木(落葉・常緑つる性木本篇)

石山の樹木(落葉・常緑つる性木本篇)


石山の樹木(落葉・常緑つる性木本篇)PDFファイル表紙

1. イワガラミ
2. クズ
3. サルナシ(コクワ)
4. ツタウルシ
5. ツルアジサイ
6. ツルウメモドキ
7. ノブドウ
8. マタタビ
9. ヤマブドウ
10.ツルマサキ
11.ヤドリギ
12.付録(つる性木本枝)






はじめに

  • つる性植物が、低木とともに「マント群落」と呼ばれ、森林(雑木林)の環境を守っていることはあまり知られていないようです。森林の内部は常にマイルドで適度な温度や湿度が保たれ、たとえ外部がどんなに風が強くとも、森林の内部は安定した空間が保たれているのは、「マント群落」のおかげなのです。
  • つる植物は自分の力で立つことができないために、他の木に絡みつくことによって存在します。一見、寄り付かれる木にとっては、はなはだ迷惑だと私たちは考えてしまいます。しかし、寄木とされた木はつる性植物を支えるという務めを与えられたとも言えます。どの木がその役割を直接に担うのかは「ただ神のみぞ知る」です。
  • 自然界においては、それ独自で存在しているものはひとつもありません。すべてがなんらかのかかわりをもちながら、共存し、森林を構成しています。人間の社会においても同じ事が言えると思います。とりわけ依存度が高いと思われている子どもや障害者、高齢者も、実はマイルドで暖かな安定した社会、つまり、優しさや思いやりのある社会を保つ役割を担っているのです。それゆえ、絡みついたり、しがみついたりすることを、決して軽蔑してはならないと思います。彼らはそのような「より頼む」という形において、彼らが担うべき社会的役割を負わせられているからです。
  • つる性樹木を観察しながら森を歩くとき、依存しなければ生きられない存在と、その存在を引き受ける存在とが共に支えあって生きている森、そんな「あるがままの森」こそ、ほんとうの豊かなかかわりのいのちが宿っているということを心に留めたいものです。

a:7271 t:2 y:0

powered by Quick Homepage Maker 5.2
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional