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ἄφεσις

ἄφεσις 赦し

  • 「アフェシス」ἄφεσιςという名詞は新約聖書で17回使われていますが、エペソ書ではわずか1回のみです。新改訳では「(罪の)赦し」と訳されています。ヘブル書9:22には「血を注ぎ出すことがなければ、罪の赦しはないのです。」とあります。「アフェシス」ἄφεσιςは、「赦し」の他に、「解放」、「自由」とも訳されます。英語訳では、forgiveness, freedom, releaseが訳語として使われます。
  • この言葉が最も多く使われているのがルカ文書(「ルカの福音書」と「使徒の働き」)です。ある人はルカの福音書におけるイエスの旅を「アフェシスの旅」としているほどです。
  • イエスは自分の育ったナザレの町から宣教を開始されましたが、その最初の説教はイザヤ書を用いたものでした。それは旧約聖書のイザヤのみことばを自由に綴り合わせたものでした。61:1のみことばー「わたしの上に主の御霊がおられる。主が貧しい人々に福音を伝えるようにと、わたしに油を注がれたのだから。主はわたしを遣わされた。捕われ人には赦免ἄφεσιςを、盲人には目の開かれることを告げるために。」、次にイザヤ56:6「しいたげられている人々を自由ἄφεσιςにし」、そしてイザヤ61:2の「主の恵みの年を告げ知らせるために」に戻る。
  • イエスの宣教の開始(ルカ4:18)に「アフェシス」ἄφεσιςという名詞が2回も使われています。そしてイエスのこの世の生涯の終わり、すなわち復活されたあと昇天されるまでの間で、弟子たちの心を開いてこう言われました。「キリストは苦しみを受け、三日目に死人の中からよみがえり、その名によって、罪の赦しἄφεσιςを得させる悔い改めが、エルサレムから始まってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる。」と(ルカ24:46~47)。このように、イエスが宣べ伝えるアフェシスはユダヤ民族にのみ限定されものではなく、それは全世界のもろもろの国民に及ぶものです。
  • 関連用語としては、動詞の「アフィエーミ」άφίημιがあります。新約聖書143回。イエスの十字架上の言葉の中に「父よ、彼らをお赦しくださいάφίημι彼らはなにをしているのか、わからずにいるのです。」(ルカ23:34)これは神が人の罪を赦すάφίημιために、言語化して説明したものと言えます。

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