ときには聖書辞典も活用してみる
3. 聖書辞典も時には活用する
- 瞑想の仕方について、「コンコルダンス」(聖書語句辞典)の活用についてお話しましたが、
できればそれに加えて、「聖書辞典」も手許にあれば良いと思います。ただ、詩篇瞑想の目的は、あくまでも神と自分の関係をしっかりと、ゆるぎないものに建て上げることですから、ことばの意味が分からないからといって、やみくもに、注解書にまで手を出してしまうと、聖書研究になってしまいます。それはそれとして楽しいことですが、むしろ他の聖書の訳を見ることをお勧めします。あくまでも、瞑想が迷想になってしまわないようにくれぐれも注意しなくてはなりません。
- 瞑想のための土壌を豊かにするためには、忍耐と地道な学びが必要となりますが、心をいつも主に向けて、主の心を知っていこうとする心の構えが必要です。その点をいつも点検しながら、あせらず、背伸びせず、ゆっくりと、自分のテンポで、祈りの旅を楽しむことです。