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瞑想(1)「愛する」

ヴァヴ(v.41~48) 瞑想(1) 「愛する」

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  • このブロックでは、詩119篇ではじめて登場することば、「愛」に注目したいと思います。詩119篇では「愛します」という動詞、「愛する○○」という形容詞も含めて19回出てきますが、名詞は一つもありません。詩篇の世界では、愛とは抽象的なものではなく、常に、能動的(アクティヴ)な意味合いをもっているからです。
  • ユダヤ人の哲学者マルチン・ブーバーという人は、すべてのかかわりを二つの図式に要約できるとしています。一つは「我と汝」の関係、もう一つは「我とそれ」の関係です。後者における「それ」とは交換可能な存在であり、一方的、打算的な愛です。それに比べて、前者の「汝」は、交換不可能な存在であり、相互的、かつ打算のない愛です。
  • 詩119篇に見る愛は、ブーバーの言葉でいうならば、「我と汝」という愛の関係です。「私は、あなたの仰せを喜びとします。それは私の愛するものです。」(47節) 交換不可能な愛は喜びをもたらします。御父が御子に対することばが天からの声として響きました。「わたしの愛する子、わたしはあなたを喜ぶ。」(マタイ3章17節) 御子の存在を喜びとして下さる御父の愛、その御父の愛の声こそ、私たちの存在を根底から支えることばです。御子につながるすべての者たちは、日々、内なる御父の愛の声を聞くことが必要です。
  • ちなみに、「我と汝」の愛の関係において、神が私に対する愛が名詞になると、「あなたの恵み」「あなたのいくつしみ」「あなたの赦し」(等)となります。神の愛に応えて私が神に対する愛を動詞にすると、「あなたに感謝します」「あなたを信頼します」[あなたを待ち望ます」(等)となります。詩篇にはこうした表現が満ち溢れていることに感動を覚えます。



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