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瞑想(3)「グルメ」

מ メム瞑想(3) 霊的グルメ

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119:103
あなたのみことばは、私の上あごに、なんと甘いことでしょう。
蜜よりも私の口に甘いのです。」

  • 詩篇119篇の作者は今日のことばでいうならば「みことばのグルメ」です。「グルメ」とは、食通であり、人並みはずれて美食をどこまでも追求する人のことを言いますが、詩篇の作者の場合はどこまでもみことばのすばらしさを追求する人と言えます。誰でも「グルメ」にはなれないように、神のトーラーを「甘い」、「美味しい」と感じるには特別な能力と訓練が必要です。
  • 今はグルメばやりです。彼らの存在によってどこにどんな美味しい店があるか、どんな料理があるかが、いろいろな情報誌を通して知ることができます。彼らは単に味わう舌が肥えているだけでなく、食に関するありとあらゆる知識を持っています。そしてグルメ道を究めるために、彼らは毎日そのことについて学び、実際に食しながら多くの経験を積んでいるとも言われます。
  • 「みことばのグルメ」である詩篇の作者も、自ら「みことばを愛し、一日中、私の思いとなっている」と述べています。「思い」と訳されたことばはシーハーשִׂיחָה(siychah)と言って「黙想、熟考、研究、実生活への適用も含めた思索」を意味する名詞です。それゆえ、だれよりもその世界のことにかけては負けないという相当の自信を持っています。
  • グルメたちの情報によって、多くの人たちが美味しい料理を味わうことができるように、詩篇の作者の情報によって、多くの人たちがみことばのすばらしいさを味わうことができるはずです。そんな「みことばのグルメ」たちの存在は、神のみことばを通して、私たちを楽しませるスイートな世界があることを指し示してくれる水先案内人です。私もそんなひとりになりたいと願いながら、日々、みことばを学び、瞑想を続けています。


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