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礼拝用語(2)Ps37

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詩37篇(2)「受け継ぐ」 יָרַשׁ ヤーラシュ   

〔カテゴリー感謝・賛美〕

9節「しかし、主を待ち望む者、彼らは地を受け継ごう。」

Keyword; 「受け継ぐ」 inherit, possess,
25:13/37:9, 11, 22, 29, 34/44:2, 3/69:35/83:12/105:44

  • 「受け継ぐ」(新改訳)、「継ぐ」(口語訳、新共同訳)と訳された「ヤーラシュ」(יָרַשׁ)は「受け継ぐ、自分のものとする、所有する、征服する、占領する、保つ、継ぐ、取る、守る、領有する」といった意味です。旧約では231回、詩篇では11回と多くはありませんが、旧約聖書ではきわめて重要な神の祝福の概念の一つです。
  • 神の民イスラエルにとって「地を受け継ぐ」とは、約束されたカナンの地を意味し、それが彼らの永遠の相続地として与えられます。カナンの地で相続地を与えられなかったレビ人たちには神が彼らの相続財産でした。詩篇16篇の作者は、「主は、私のゆずりの地所、また私の(祝福の)杯です。私の受ける分を堅く保っていてくださる。」と告白しています。
  • ユダヤ人にとっての「ゆずりの地」(相続地、相続財産、分け前、賜物)は、アブラハムとその子孫に約束されたカナンの地です。やがて彼らは、キリスト再臨後に、その地において全世界の支配国となることが約束されています。
  • ユダヤ人にとってはそうした約束の地を相続地として受け継ぐだけでなく、異邦人であるキリストにある者たちは「天に備えられている資産を受け継ぐ」ことが約束されています。それは天にある宝です。資産、宝と言ってもそれは不動産のことではありません。ヨハネはそれを「永遠のいのち」と言っています。ペテロは「生ける望み」とも、「終わりのときに現わされるように用意されているたましいの救い」とも言っています。
  • イエス・キリストが「天にあなたがたの宝を積みなさい」と言われましたが、このことばは善行をして天に宝を積み上げるということではなく、「宝」のあるところに心があるわけですから、あなたがたの心がいつも賜物として天に備えられている、朽ちることも、汚れることも、消えることもない資産(宝)に心を留めながら、そこに望みを積み上げながら生きなさいという意味です。
  • 詩篇37篇では、「主を待ち望む者」「貧しい人」「主に祝福された者」「正しい者(主に従う者)」は、「地を受け継ぐ」ということがたたみかけるように約束されていますが、この詩篇がバビロン捕囚において作られたとするならば、驚くべき信仰です。
  • 地を受け継ぐ」の「ヤーラシュ」(יָרַשׁ)の類義語としては、「ナーハル」(נָהַל)があります。新約聖書では、神と神の国を相続することを最大の祝福としています。ギリシア語は「クレーロノミア」です。
  • 私たちは「祝福を受け継ぐために召されました。ですから、悪を持って悪に報いず、かえって祝福を与えなければなりません。」(Ⅰペテロ、3章9節)

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